2023年2月3日(金)に開催されるデジタル・フォレンジック研究会主催の技術分科会(第19期第1回)にて、当社の下垣内太が「データ復旧とセキュリティ」の題目で講演を行います。データ復旧は意図せぬ消失トラブルからデータを元通りに復活させる場面で活用される技術ですが、情報セキュリティの観点から意図して消した後に残存データが無いことを確認するための技術としても活用されています。当日は、最近1~2年以内に実際に取り組んだデータ復旧や消去検証等の解析事例などを解説します。参加費は無料(要事前登録)です。お申込みはこちら。
※この講演は終了しました。(追記:2023年2月4日)
講演概要
開催日時 | 2023年2月3日(金)19:00~21:00 |
題目 | 「データ復旧とセキュリティ」 |
講師 | 下垣内 太(アイフォレンセ日本データ復旧研究所(株)代表取締役) |
定員 | オンライン視聴参加 100名迄 |
参加条件 | IDF会員、オブザーバー、またはその紹介による非会員の方。 |
参加費 | 無料(要事前登録) |
主催 | デジタル・フォレンジック研究会 「技術」分科会 |
URL | https://digitalforensic.jp/2022/12/14/gizyutu-01/ |
講演内容
データ消失は、予期せぬ事故の場合もありますが、情報漏えいを防ぐため意図的に実施することもあります。では消えたデータはどの程度復旧するのでしょうか?
本講演では、「1:データ復旧ソフトが見落とした大量のメールデータ」、「2:ランサムウェア被害」、「3:消去処理後のネットワーク機器(ルータ・スイッチ)からIPアドレス復元」、「4:暗号化クラウドストレージの消去検証」、「5:データベース障害対応」などの調査において、見えないものが見えてきた事例を解説致します。
講師略歴
下垣内 太
1998年に現在のアイフォレンセ日本データ復旧研究所(株)を創業し、20年以上におよびデータ復旧、デジタル・フォレンジック、情報セキュリティの分野での研究と実務に従事。一般社団法人 日本データ復旧協会の常任理事でもある。2018年にはデジタル・フォレンジック研究会の技術開発賞を受賞。コードブルーやHTCIAなどの国際カンファレンスでの講演や、警察等の法執行機関での講義実績もある。