杜若経営法律事務所様の勉強会での講義「労務管理のデジタル証拠」

2024年5月30日(木)、東京・杜若経営法律事務所様にて開催された10名の弁護士による勉強会にて、当社の下垣内太が「労務管理のデジタル証拠」について講義を行わせていただきました。

主な内容は、デジタル・フォレンジック調査により判明する事項、デジタル証拠の具体的な種類、データ復元とDF(デジタルフォレンジクス)の違い、などの概要に加え、デジタル証拠はデジタルデータでありながら、検出の可否や、デジタルデータの解釈が、DFの専門家であってもひとによって異なる場合がある、等の解説でした。

さらに、実際の裁判で弁護士が気を付けるべき点として、あるDF会社が作成した意見書について、内容が適切ではないにも関わらず、そのまま信頼できる文書として取り扱ってしまい、結果、その弁護士は、裁判所に誤った見解を提示してしまった、という実例も取り上げました。

デジタル証拠の正しい理解の仕方や、デジタルフォレンジックスついての弁護士向け・企業向けの講義などは、随時承っておりますので、ご遠慮なくお問い合わせください。

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