特許技術

特許第6398023号:ハードディスクの動作を制御するための方法及びハードディスクドライブ

ハードディスクドライブのデータ記録領域はファームウェアがコントロールし、それによってヘッドアセンブが作動し、磁気ヘッドを経由してデータの読み書きが行われます。この動作制御技術と、その独自技術が搭載されたハードディスクドライブを開発し、特許を取得しました。この技術は弊社のデータ復旧サービス及びデジタルフォレンジック調査業務でも活用しています。

この特許技術は、米国国防総省が2014年に改訂発行したガイドライン「NIST SP800-88 Rev.1」が規定するパージレベルのデータ消去検証に応用できることから、「データ適正消去実行証明協議会(ADEC)」による消去技術認証にも活用されています。すでに主だったメーカ製パソコンにはADECの評価基準に基づく消去ソフトウェアが搭載されています。詳細はこちら

特許証
HDD内部のデータ配置概念図

特許第6108950号:磁気ディスク及び磁気記憶装置の復旧方法

東日本大震災の被害によりHDD内部に海水や土砂が入り込み、磁気ディスク(プラッタ)表層部がダメージを受けたことによりデータを復旧できない事例が多数ありました。このことをきっかけに関西大学システム理工学部の谷弘嗣教授と共同研究が始まり、ヘッドクラッシュにより磁気ディスク(プラッタ)にスクラッチ(傷、損傷)が生じたHDDからのデータ復旧技術が開発されました。

ハードディスクドライブの磁気ディスクダメージからのデータ復旧に関する技術は、弊社以外のデータ復旧会社には一切使用許諾を行っていません。類似サービスにご注意下さい。