2023年1月20日(金)に開催されるデジタル・フォレンジック研究会主催の法曹実務者分科会(第19期第4回)にて、当社の下垣内太が「デジタル証拠のデータ復旧 ― 復旧可と復旧不可」の題目で講演を行います。法律の専門家だけでなく、組織における内部不正事案の対処に従事される方など、「デジタル証拠」を扱われる皆様向けの内容になります。参加費は無料(要事前登録)です。お申込みはこちら。
※講演は終了しました。(追記:2023年1月21日)
講演概要
開催日時 | 2023年1月20日(金)19:00~21:00 |
題目 | 「デジタル証拠のデータ復旧 ― 復旧可と復旧不可」 |
講師 | 下垣内 太(アイフォレンセ日本データ復旧研究所(株)代表取締役) |
定員 | オンライン視聴参加 100名迄 |
参加条件 | IDF会員、オブザーバー、またはその紹介による非会員の方。 |
参加費 | 無料(要事前登録) |
主催 | デジタル・フォレンジック研究会 「法曹実務者」分科会 |
URL | https://digitalforensic.jp/2022/12/14/legal19-4/ |
講演内容
消失したデジタルデータの復旧は、様々な場面で活用されています。「ファイルサーバの復元」、「社内の不正調査」、「データ漏えい」、そして「思い出アルバムの復活」など多岐にわたります。ところが「データ復旧ソフトではファイルが復活しなかった」という相談も増えつつあります。ではデジタル証拠が必要なとき、打つ手はまだあるのでしょうか? デジタル証拠は、必ずしも元通りに復元されたファイルである必要はありません。この条件に基づけば、「データ復旧ソフトがファイルを元通りに復元できなくても、証拠能力のあるデジタル証拠が見つかる可能性は、まだ充分ある」といえます。本講演では、条件によっては不可能が可能になることを、その理由や方法も含めてお話いたします。
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講師略歴
下垣内 太
1998年に現在のアイフォレンセ日本データ復旧研究所(株)を創業し、20年以上におよびデータ復旧、デジタル・フォレンジック、情報セキュリティの分野での研究と実務に従事。一般社団法人 日本データ復旧協会の常任理事でもある。2018年にはデジタル・フォレンジック研究会の技術開発賞を受賞。コードブルーやHTCIAなどの国際カンファレンスでの講演や、警察等の法執行機関での講義実績もある。